ロッジで家族初めてのお泊まり
子供達と彼女の初のお泊まり旅行。
何度かそれまでにあって遊んだりもした。
正月明けみんな楽しみにしていた。
家族で過ごさないと意味がないから、ログハウスを借りてみんなでご飯作りをすることにした。
初めての家族的な空間なのに、何故か自然な感じだった。
これも彼女の持つ独特な雰囲気と、彼女の経験値がものを言ったんだと思う。
いくら子供達大人とはいえ、血の繋がりもなければ
住んできた、育ってきた環境は違う。
これは誰にでも言えることだけど、
どれだけ気があっても、自分とは違うんだ。
どちらかが合わせどちらかが主張する。
絶対そうなる。
だから男女は上手くいくんだと思う。
違いを楽しいと感じるか、窮屈に感じるか、それも人それぞれ。
俺は違いを楽しいと感じる。
彼女は窮屈に感じているのかもしれない。
でも、それでも合わせようとしてくれてるのは彼女だ、
子供達、おれも彼女の気持ちに、想いに合わせるべく。今までの当たり前を変えていく努力が必要だった。
いずれ一緒に住む。暮らすという事がどれほど大変か、まだこの時は机上の空論でしかなく、
とりあえず、楽しいを専攻させていた。
まだまだ、それで良かったのだ。
まずは俺たち家族の関係を深めていかないことには、理解してもらわないことには、
そして、彼女を理解しなくては、到底一緒になんてなれるはずもなかった。
ログハウスは子供の頃からの彼女の夢。
将来は絶対ログハウスに住みたいと言っていた。
今結果としてログハウスには住めていないのだが、今は今で、とりあえず現状納得してもらってる。
でもいつかはログハウス。絶対叶えてあげたいと思ってる。
子供達と彼女の距離を少しでも詰められた、そんな初旅行、スキーだったことは間違いない。
アクシデントはたくさんあったが、凄くいい思い出となった。