初対面

はじめて彼女と子供達があったのは付き合い始めて1か月くらい経ってからだった。

もちろん子供達には前もって彼女が出来た事は話してあった。

 

最初は長女1人連れて行き、マックでお昼を食べるというものだった。

 

彼女は小学一年の時に母親に見捨てられ。

俺と離婚した。

その頃から母親というものを知らず、自分の中で、母親を美化し空想の中で生きる癖がついた。

 

最初は人見知りのそぶりを見せるかと思ったが、まだ、別に母親になるとかならんとか、そういうレベルの話では無かったからか、一番普通に振る舞った。

でも、長女の心の中は俺には決してわからない事。だらけであった。

 

彼女もどう接していいかわからないはずだが、さすがはという事で、お姉さんを演じてとても良く接してくれた。

 

でもやはり、複雑な気持ちが盛り沢山だ。

 

下のチビ達とあったのはそれからあまり空けずに数週間後みんなで映画を観に行ったのだ。

 

とてもチビ達は緊張している様子。

特に次男、一番下はめちゃめちゃ他人行儀w

 

まあ、普通か、

 

今となっては考えられない。

なぜなら、今一番懐いていて、一番母親として接しているように思えるからである。

 

今まで、小さいながら、どれだけ辛く我慢してたんだろうと思うと、本当に申し訳なく思う。

 

子供達には頻繁に会う事なく、

毎日夜中通っては2人の愛を深めていく。

 

ただ、彼女の中には先の見えない付き合いだっただろう。

とても悩み、ぶつかり合い、それでもおれは彼女が必要で、

子供達にも絶対必要だと確信していた。

 

毎日複雑な思いをさせながら、過ごしていく。

 

子供達とどう仲良くなっていけばいいのか、

それから毎日考えた、、、

 

続く